ヨクミタラホクロゲ 〜炎の人間ウォッチング〜

            ゆるめのブログはじめました。

  ヨクミタラホクロゲは、だいたい、月曜と木曜くらいに更新です。
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こんなモノいらない!








気になって立ち止まっちゃうから、いらない。











半分くらい、いらない。











気をつけ方がよく分からないので、いらない。











はは、いらない。











粋なはからいだが、やっぱりいらない。



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| ボツネタ | 22:00 | comments(17) | trackbacks(142) | ↑TOP
『ザリんちょ 其の三』
結果的に失敗と終わった「ザリガニ釣り」。
しかしそんな2年7組を差し置いて、学園祭自体は盛り上がりを続けていた。



夜はグラウンドで恒例のキャンプファイヤー。
火を飛び越えようとする奴がいたり、フォークダンスで指先しか繋いでもらえない奴がいたり、当時流行っていた曲(ディスコソング)でパラパラを踊る奴がいたり、影でイチャついてるカップルがいたり、ウケ狙いで火に近づき過ぎて制服に引火する杉山がいたりと、皆この夜との別れを惜しむように、アホみたく盛り上がっていました。

やがてキャンプファイヤーも終了。



すっかりハイな気分でロックンロールの私は、イカミやベトベト、上級生の女の子達を引き連れると、学校近くのファミレスに場所を移し、ささやかな打ち上げをしていました。

目の前の(サーファーでイケメンな)ベトベトと話していると、一瞬ですが、視界に違和感を感じました。



(何だろう・・・)



気にはなりましたが、話が盛り上がっていたのでそれもすぐに忘れてしまいました。




暫らくすると再び感じる視界の違和感。
その方向に一瞬目をやるが、また目の前のベトベトに視線を移す。





「えぇっ!?」 (二度見)







奴が居ました!!ファミレスに!!








ベトベトの背もたれの辺りにあるフェイクの草。
その中で奴は、元気にみんなを威嚇しています。



きっと、無理矢理持渡されたザリガニの処分に困った人が、ここに捨てて行ったのでしょう。
とりあえずソレは見なかったことにして、私達はその場を解散しました。






−翌日−





学校に行きました。




フツーにザリガニが廊下を歩いています。





トイレに行きました。




ここにもザリガニがいます。





他の教室から「キャー!!」という女子の叫び声。




きっとザリガニの仕業でしょう。





あちこちでザリガニが発見されるたびに、私達のクラスは非難の声を浴び続けました。








−翌週−





学校へ行きました。





廊下中立ち込める腐敗臭。





トイレに行きました。




排水溝から漏れる腐敗臭。





さぁ、体育の時間です。




女子が着替えるので男子は別のクラスへ移動。




すると7組から聞こえる女子の叫び声。




ジャージの中から発見されたザリガニは、屍となった後も私達のクラスを苦しめるのでした。









「ひ〜と〜り〜に〜 ひとつずつ〜
            大切な〜 いのち〜・・・」







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| 長編 | 03:00 | comments(7) | trackbacks(10) | ↑TOP
『ザリんちょ 其の二』
全裸のレスキューを無事に終えた面々。
多摩川の水と戯れながら元にいた対岸へと戻って来ました。

そしてザリガニ探しを再開。
今度は肩まで水に浸かり、川面から地面と同じ目線の高さで草の間を覗き込んだ…






『いた!』




さっきまで探してた場所。
ちょっと目線を変えるだけで、見えないものが見えてくるとは良く言ったもんだ。



しかも一匹や二匹ではありません。



『おーい!いたぞー!!』

全員総出で、ザリガニを片っ端から捕りまくりました。




日が暮れる頃には、持って行った3つのバケツに入りきらないほどのザリガニが。

その中からまだ未来のある子供のザリガニや、脱皮したてで軟らかい奴や、爪がかたっぽしか無い奴などをリリース。
一番の懸念であった「ザリガニをどーするか?」という問題をクリアした。





そして、学園祭当日…。





私のクラス2年7組は、多分学校始まって以来であろう『ザリガニ釣り』を敢行。

女子はザリガニをモチーフにした赤いトレーナーを着、接客と、記念品で手づくりのザリガニ人形を来場者に配る。

男子は客引きと、水槽から次々と脱走するザリガニを捕まえ、また水槽へ戻す係。

出だしは物珍しさから、客足は上々でした。
ただ予想外だったのは、せっかく釣り上げたザリガニを持って帰ろうとする人がいないこと。(ま、良く考えてみればそーだよね。)



しかも、異様な生物臭漂う我がクラスは、だんだんと客足が減り、廊下を通る女の子達は、鼻をつまんで駆け足で去って行く。

また、隣の喫茶店からは「臭いから、窓、全部閉めてもらえませんか!!」と文句を言われる始末。
興行としては大失敗に終わった訳ですよ。



そーは言っても、必死で捕まえてきたザリガニ達。このまま多摩川に帰すのも面倒くさい勿体ない。

少しでも知った顔が廊下を通過しようもんなら、無理矢理引き止め、

「ツガイだ。持ってけ。」と言って2匹ずつ持たせました。



最終的に余ったザリガニ数十匹は、私もそれまで存在すら知らなかった生物部に寄附することに。(便利な部活があるもんだ)


ま、色々ありましたが、無事に学園祭を終えることが出来たのでありました。



続く?





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| 長編 | 05:00 | comments(3) | trackbacks(10) | ↑TOP
『ザリんちょ 其の一』
この間、yukiちゃんのブログを見てて思い出したんですが、ちょっと前まで、学園祭の季節だったんですね。

高卒で社会に出てから17年くらい経ってますので、そういった学校行事のサイクルとかも全く忘れてしまい、秋といえば樹原亜紀(元おニャン子クラブ会員番号6番)」
くらいしか思い出せなくなってしまいました。
寂しいもんですねぇ。。












 「いぇーい・・・」






てなわけで、今日は、必死に思い出した学園祭の話でも聞いてください。

それは、高校2年の時の学園祭。
私達のクラスは、私がテキトーに言った意見に対し、誰も異論を唱えなかったことから

「ザリガニ釣り」 をすることになりました。


当然のように、言い出しっぺの私が責任者となり、実行メンバーを召集することに。


集まったのはハラチョン、ヤイキン、ジュイチ、ハシチュウ、ケツミ、エーイチ、摩擦男、ほくろげの計8人。


教室のデザインや水槽、記念品等の面倒なことは女子に任せて、私たちは
「ザリガニをどーやって調達するか?」について徹底討論。













ほくろげ「買う?」


ジュイチ「予算ねぇべ?」





とりあえず、買うという意見は却下。





ヤイキン「ザリガニって何処にいるんだ?」


ほくろげ「武蔵中原駅近くのドブ川にいっぱいいたよ。」


ハシチュウ「そこ行こうよ!」


ほくろげ「俺が中学の時に埋め立てられた。」


全員「・・・・・・」





ケツミ「俺のいとこの友達が、多摩川でザリガニ釣りしてる子供を見たことがあるって話しを聞いたことがあるらしいよ。」


ほくろげ「お前、ネタなら面白いけど、真実ならココで言うなよ。」


ケツミ「いやホントだって。」


エーイチ「いつの話し?」


ケツミ「最近。」


摩擦男「多摩川のどのへん?」


ケツミ「知らん。」


ほくろげ「探すか?」


全員「だな。」



という事で、休みの日に集まった私達。


駅名に多摩川が付くからきっと川がキレイなんじゃないか?という安易な発想で、
小田急線の和泉多摩川駅で下車。


何の手掛かりも無く、無作為に川を目指すことになった。




河川敷へ下りると、人があまり入らなさそうな雑草が生い茂る草むらを選んで潜入。

身の丈ほどもある長く伸びた雑草は、まるで私達の行く手を阻むかのように、次から次へと顔や足に鞭のように伸びてくる。

それらを手で掻き分けながら、やっとのことで水辺に到着することが出来た。


「ここいら辺で探そう!」


8人は足場の悪い泥濘を手を泥だらけにしながら奴等を探した。






しかし見つからない。






泥まみれになった手を川で洗い流し、一旦休憩を挟もうと思っていた矢先、誰かの叫び声が聞こえた。


「ワッ!!」


声の方に振り返ると、天パーのハシチュウが腰まで水に浸かっていた。
足場が崩れて川へ落ちたらしい。


「まじ〜?着替え持ってきてねぇよ〜。」


ハシチュウはびしょ濡れになった衣類を脱ぐと、雑草の上に干し、勢いよく川に飛び込んだ。


「うっひょ〜!!気持ちいい〜!!」


最初は笑って見ていた私たちも、あまりに無邪気なハシチュウの姿を羨ましく思うようになり、後を追うように次々と川へ飛び込む。


季節は夏の終わり。
外気に比べて水温はまだ暖かかったが、当時の多摩川は、お世辞にもキレイといえるものではなかった。



しかし、川遊びなんて何年ぶりだろう。
みな童心に返ってはしゃぎまくっていた。



ふと見ると、対岸のボート乗り場から借りたであろうボートに乗って、愛を語り合っているカップルがいた。
多分大学生くらいだろう。

そのカップルの乗ったボートが、私達の見ている前で浅瀬に乗り上げ、身動きが出来なくなっている。


これは大変だ!!


私達は泳いで対岸に向かうと、浅瀬をつたってボートへ駆け寄った。


「大丈夫ですか?」


カップルはいきなり現れた私達の姿に唖然としていた。


「私達にお任せください!」


力強い言葉と共に、全員でボートを持ち上げる。


(少しサービスして「わっしょい!わっしょい!」と、御輿のように上下に振ってやる)


怯えるカップル。


無事救助を終え下流へと流されていくカップルに手を振る8人。


みな満足そうな笑顔を浮かべていた。











全裸で。









続く。





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| 長編 | 03:00 | comments(5) | trackbacks(24) | ↑TOP
夢のマイホーム
私達家族は、現在2LDKの分譲マンションに住んでいます。
結婚した当初は、共働きということもあって、居住性よりも利便性を優先し、今のマンションを購入しました。

勢いの35年ローンで。。


あれから10年が経ち子供が二人も生まれ、そろそろ引越しを、と考えています。

出来れば建て売りではなく、自分達の要望を取り入れた注文建築で。





そこで良く見るのが、テレビ朝日系列で放送中の「渡辺篤史の建もの探訪」。

都心の狭小地でも居住空間を大きく取る工夫を凝らした間取りや、採光をより多く採るための中庭など、見てて本当に役立つ情報が満載です。

私もいつかは、こんな自分だけのマイホームに住みたいと思っております。


こんな自分だけのマイホーム例
   ↓ ↓ ↓
「渡辺篤史の建もの探訪」より


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| ボツネタ | 05:00 | comments(4) | trackbacks(55) | ↑TOP
『ちょっとイイ話し』
ブログの中では「腕相撲が弱い」とか、「無職で、すぐ小銭をせびりに来る」と、
実の息子に好きなようにコキおろされている私の父ですが、ごく稀にイイ事をします。


どんな事かと言いますと・・・






遡ること7年前、妻が初めての出産を迎えるために、実家のある九州に帰ることになりました。
妊娠8ヶ月目のことです。


東京駅で妻を見送る私。


普段は恐い妻ですが、この時ばかりは瞳にうっすらと涙を浮かべ、愛する夫との別れを惜しんでいました。

そして初めて経験する出産という未知の体験に不安を隠しきれず、とうとう
「恐いよ〜・・・」と泣き出してしまう始末。

無常にも鳴る発車のベル。


妻を突き放すように新幹線へと促す私。


泣きじゃくる妻を車窓に映して、新幹線は九州へ向かって走り出しました。



妻を見送り、これから始まる独身生活をどのように楽しもうか妄想を繰り返している頃、私の携帯電話が鳴りました。
親父からです。


「**ちゃん(妻の名前)は?」

「ああ・・・今出たけど。」

「あっ、そう。じゃっ。(プッ、ツーツー・・・)」


てっきりお土産の明太子をおねだりされる電話だと思っていたので、呆気なく切られて呆然とする私でした。





夕方、小倉に着いた妻から電話がありました。


「あんた知ってたの〜?」

「はぁ?」

妻の問いかけが何を意味するのかが全く分からない。
そんな私の応対を聞くと、妻が説明するように語り始めました。




東京駅を出た後、もう二度と戻れないところへ足を踏み入れてしまったかのような
不安に押し潰されそうな気持ちだったそうです。

泣きながら当分見ることの無い東京の景色を眺めていました。

多摩川を渡ると私達の住む川崎市に入ります。

川崎に入るとNECのビルを避けるように線路は大きくカーブをするため、新幹線は少し減速します。
すると右手に見える私の実家のマンション。


何気なくマンションを眺めていると、実家のある10階に人影が。

親父とお袋でした。


手には父の大好きな明大ラグビー部とダイエーホークスの応援旗。
妻に向かって大きく旗を振っています。

そしてベランダに貼られた手作りの横断幕。

そこには『大丈夫!!がんばれ!!』と。



妻はえらく感動した様子で、そこまで話すと、思い出したように電話口で泣いていました。



「そうか・・・良かったな。がんばれよ。」



両親の粋なサプライズに私も感銘を受け、少しだけ自分の親を誇らしげに思ったものでした。





夜、妻が親父にお礼の電話をしました。

やっぱり明太子はおねだりされたそうです。


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| 家族 | 03:00 | comments(1) | trackbacks(88) | ↑TOP
『結婚記念日』
今日11月9日は、私達ほくろげ夫婦にとって特別な日。

そう、結婚記念日です。

今から10年前の今日、私達は多くの友人知人に祝福され、晴れて夫婦となりました。




長いようで短かった10年間。




平坦な道のりのようで色々な事があった10年間。




当然、惚れた腫れただけでは越えられないような大きな壁にぶつかる事もありました。

でも、お互いが信頼し、協力することで、幾多の困難を乗り越えることができました。




互いに相手を思いやる気持ち。

互いに相手を認め合う気持ち。



そう、私達夫婦は信頼関係の上に成り立っているのです。
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| 家族 | 03:00 | comments(6) | trackbacks(15) | ↑TOP
【進化バトン  110代目】
最近、彼女ができて家の中でもスキップが止まらない『仮面人生』kaitoさんより、
「進化バトン」なるものが回ってきました。
なんでも、バトン自体がどんどん進化していくといった主旨みたいなので、今回は
ルールを進化させてみました。




◆◇◆◇◆このバトンの注意事項◆◇◆◇◆

気に入らない質問を好きなだけ削除して、新しい質問を好きなだけ加えて下さい。

バトンを受け取った方も自由に質問を変更して、○代目をカウントアップして下さい。





それでは行きますか。




★ ブログやるきっかけは?
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| バトン | 05:00 | comments(6) | trackbacks(1) | ↑TOP
『長嶋茂雄伝説』
私の記事の中に良く出てくるヒロという人物。
今は全くホントに面影がありませんが、昔はジョージ・マイケルを可愛くしたような
顔立ちで、相当モテモテだったみたいです。(バカですけど)




そんな彼が高校卒業後、一時、芸能活動をしていた時期がありまして、とある大物芸能人の付き人をしておりました。




付き人なんで、当然、朝から晩まで付きっきりなのですが、ゴルフに同行したとき、
あの長嶋茂雄終身名誉監督と一緒にプレーする機会があったそうです。









今日はそこでのひとコマ。


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| 高校の友達 | 03:00 | comments(6) | trackbacks(11) | ↑TOP
心に響いた言葉たち
今日、また上司とケンカしてしまった。
営業を束ねて会社を背負っているつもりの私と、実際に会社を背負う立場で経営面に特化した意見しか言わない人間との対立は日常茶飯事なのですが、期末を迎えての苛立ちもあったのでしょう。
「お前、バカだろ?」と捨て台詞を吐き、むしゃくしゃして喫煙室に飛び込んだ。

タバコを咥えライターで火を点ける。
「ふぅ〜」と大きな溜め息と煙を吐いた私の目に、カレンダーに書かれた、ある言葉が飛び込んできた。



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| 一枚の写真 | 05:00 | comments(6) | trackbacks(32) | ↑TOP
しつこいよ。
回目の              プロポーズ
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こんなくだらない本読んでる暇があったら、勉強しろ!勉強!!(ほくろげ)